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「−−夢をご所望か?」

あなたが残業を終えて帰宅途中に出会ったのは、不思議な狐面の男だった。

◆夢見屋とは……?

どこにあるのか誰も知らない“夢”を売る店。

屋号を名乗る店主しか存在しない。

鈴の音を耳にし、店主の声が聞こえると店は開くらしい。

欲深く夢を望む人間の元へ−−今宵も鈴の音が鳴り響く。

◆夢物語

大学時代のバイト先の後輩と二人で

ホテルのスイーツビュッフェに来た貴女。

デートだとはしゃぐ彼を軽く受け流しつつ、

彼の家で持ち帰りしたスイーツを食べることに。

まんまと彼の罠に嵌った貴女は、スイーツのように甘く食べられる。

◆登場人物紹介

夢見屋（ゆめみや）

自分のことを『夢見屋』と名乗る男。

この世の者かも分からない、全てが謎に包まれている存在。

『夢見屋』の店主で、夢を売っている。

宝生 紬（ほうしょう つむぎ）

貴女が大学時代にバイトしていたカフェの後輩。

同じスイーツ好きで仲が良かった。

男女共に人気があり小動物的なかわいさがあるが、

実は自らのイメージを作っている策士。

一緒に働いていた当時から貴女を狙っていた彼は、

今も時折連絡をくれる。

◆出演

三橋 渡

◆目次

壱：呼ぶ鈴

貳：びいだまの夢

参：甘い身体

肆：美味しく食べて

伍：帰らないで

陸：どうぞ健やかに

定価：2,500円（税抜）

◆購入特典

がるまに限定音声特典：『他の誰にも』

彼と一緒にプールへ遊びにいくことになった貴女。

絶対にラッシュガードを脱がないよう釘を刺されていたが、

いざプールへ行くと貴女は暑さで脱いでしまった。

彼はそんな貴女を人気のないシャワー室へ連れ込み−−。